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2019年夏/京都・大阪・奈良旅行③~奈良町めぐり [奈良県]

《行程表》
10:00~10:30 大和国一宮 率川神社
10:30~12:00 興福寺&宝物館
12:30~12:50 氷室神社
13:00~14:50 東大寺 転害門・二月堂・法華堂(東大寺で最古)
15:00~15:30 手向山八幡宮
15:45~17:00 春日大社
17:30~18:30 ならまち格子の家
20:30 奈良発

●率川神社
暑い中、念願の浴衣で奈良を散策。それにしても本当に外国人ばかり。こちらはあの大神神社に縁のある神社。「いさがわじんじゃ」と読みます。奈良市最古の神社であり、同時に奈良市最古の恵比寿社です。
御祭神は三柱あり、中殿は初代神武天皇の皇后様である媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)です。全国で皇后様を主祭神としている神社は数少ないそう。安産の守り神としても崇敬を集めています。
左殿は大神神社にある狭井神社の祭神と同じ大物主大神。ですので、こちらの神官は大神神社と同じ管轄で、御朱印を書いてくださった宮司さんもかつて大神神社に勤めていたそう。

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●興福寺
いわずもがなの奈良屈指の古刹。ここだけで観るべき仏像がたくさんあり時間のかかること、かかること。

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◎中金堂
まずは「本尊」のある「中金堂」から。木造釈迦如来は5代目で、文化8年(1811年)のものです。みどころは国宝の「木造四天王立像」。鎌倉再興期の傑作で、東京でも展覧会が行われ大変な賑わいをみせた。最近は北円堂にあったという説で賑わったが、確たる証拠はないらしい。


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◎東金堂
安置されている仏像がすべて「国宝」とう恐ろしい建物。何が何でもここだけは消失してはいけない。木造四天王立像は肉厚で首がつまり、ぼってりとした重厚感が特徴。十二神将立像は四天王よりはややスリムだが、前線で戦う兵隊のように動きが大きい。個人的には昼と夜の守護をする「日光・月光菩薩」を対で鑑賞できたことが感動。


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◎国宝館
これでもかという国宝ラッシュ。もちろん阿修羅像を観ないで帰るわけにはいかない。国宝館の電灯は涼やかですっきりとしており、細部まで見やすかった気がします。

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●東大寺
薄暗い大仏殿、目が暗がりに慣れるっとぬっと登場する大仏様。漆黒の闇から手をさしのべるがごとく、衆生を見下ろす姿に計算された「救い」の演出を感じます。落成された興福寺の中金堂よりも、このほの暗さが落ち着きます。ぐるりには四天王。こちらは巨大。柱の胎内くぐりや、撫でたところの病気を治癒してくれる「びんずる様」は外国人にも人気。

ちなみに東大寺の境内には正倉院もあります。外国人にはその価値があまり伝わっていないらしく、日本人観光客がまばらにいました。敷地が広いので到着するまでに時間がかかりました。
正倉院手前には門があり、二十メートルほどあり近づけません。目立たないところに警備員がいました。これほど大きな建物とは思わず、驚きました。「鼠返し」もしっかりと確認できました。


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鹿も暑さが辛そう
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参道の土産屋で涼む夫婦鹿
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山門を見上げる
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本堂
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東回廊からの眺め
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正倉院
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東大寺二月堂からの眺め
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タグ:奈良
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