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「和食 日本の自然、人々の知恵」@国立科学博物館 [★和の催し]

https://washoku2023.exhibit.jp/

久々に着物を着て、友人と「和食」展へ。今クラファンで話題の科博ですね。
さてさて和食展。


・菌を飼い慣らした日本人というフレーズで、いかに日本人が発酵食品を作ってきたか
・大根料理と大根の品種の多さ
・試験管に入った、菌そのものの展示
・卑弥呼や平安時代の料理の再現
…などなど、科学的かつ食べ物が民族を作るということが如実に理解できる展示内容でした。

大根の品種は、800種類にもなるといいます。
野菜と山菜の違いは、野菜は栽培されたものであり、山菜は自然に生えたものです。


よく勘違いされているのは、浅草海苔とスサビノリ、アオノリとアオサ。
元々の品種が採れなくなってきて、代用品が浅草海苔とか青海苔という商品名で売られてしまっている。
私の家には青海苔とアオサがありますが、前者の香りは全く違います!
また、浅草海苔は「江戸紫」という名前が示す通り、紫がかっています。


写真は卑弥呼の食卓を想像的に再現した食事の一部。各地の遺跡から出土した骨や種子などを分析したデータに基づいています。ぱっと見、意外と豪華と感じる…! 豚の角煮や野菜を混ぜ込んだ炊き込みご飯、マダイの塩焼き、アワビ、ハマグリと水蛸の煮物などが並べられています。現代は「黒い真珠」と表現される高級品アワビなども、当時は豊富に採れたのでしょうか。

和食の定義が薄れる中、【これからの和食】展示で、年代別のアンケートで30代はコロッケが和食だと捉えている人が65%ほどもおり、驚きました。


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〈食事処〉 

帰りは「蓮玉庵」で蕎麦をさっと頂いたあと、「味噌坐 玉響(たまゆら)」で日本酒と味噌付けに舌鼓。また、「福神漬け」発祥の店、「酒悦」で福神漬けを買いました。


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