銀座空也と熱海プリン [老舗飲食店・和のお店]
■銀座 空也
●HP・・・https://www.wagashi.or.jp/tokyo_link/shop/
念願の空也の最中!
夏目漱石の「我が輩は猫である」の文章にも登場したお菓子。
会社帰りには閉店してしまうし、予約しないと当日はほぼ売り切れてしまうので、どうしても頂きたければ予約が必要なのだが、その予約というのが、きっかけがないと人間なかなかしないものである。
一つ100円と求めやすい値段だからこそなのか、人気はひきもきらず、かといって通販も行っていない。そういうスタイルがまた人気を促しているのかもしれない。
最低予約個数は10個。購入したそばから、化粧箱から焼きたてのいい香りがふわふわと漂う。
さらっと水のように滑らかな餡。やはり皮の香ばしさは他の最中よりも頭抜けているかもしれない。
餡に関していえば、個人的に新正堂の【切腹最中】が一番好みだと再確認。ただ、あれは中に求肥が入っているため味が負けないようにしているのか、黒糖のように甘さが鋭く、くどい。
空也最中の餡は雑味がなく、誰でも食べやすいのではないだろうか。一気に三個も頂いてしまった。
後日、品川エキュートで空也もなかの別ブランド『空いろ』を頂いてみました。こちらは洋風のクッキーサンドにつぶ餡を挟んだもの。クッキーは塩がかなりきいていて、しっとりとしつつ、歯に当たるとほろほろと崩れる口溶けのよさがありました。餡があっさり感じるのでバランスは良い。小振りながらも食べごたえあり。
■熱海プリン
●HP・・・http://www.atami-purin.com
『熱海プリン』も購入しました。こちらは牛乳を飲んでいるかのような滑らかなミルクの風味。お風呂上がりに飲む牛乳のように、食べた後もさっぱり。カラメルを絡めると(笑)、スイーツとして完成された濃厚な味わい。
最近、勝手にお菓子祭りに興じていましたが、お菓子って本当に幸せな気分にさせてくれますね。
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