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赤穂義士祭<冬> [◇江戸寺社・史跡めぐり]

■泉岳寺

  • 行程...<14:00泉岳寺→本堂参拝、土産物色→15:00義士行列到着→15:30墓前にお参り>

平日フラーと行くと、ポツポツとしか人のいない泉岳寺。
討ち入りの日はさすがに混んでいました!観光地に来た気分で新鮮ですね〜!
参道からずらっと、この日だけは出店が並ぶ。団体旅行客もいる。
出店は、入り口付近から境内になればなるほど鯛焼きとか蕎麦や七味唐辛子など「和物」が増える。年齢層を考えると、佐世保バーガー等こってり系はちときついだろう。

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財界二世学院の義士行列は、15:00頃到着しました。
いつ到着するかわからないので、14:20頃歩道に並ぶ。
足も手も冷え冷えでしたが、赤穂浪士達が首を掲げつつ早朝の冬両国からここまで歩いた事にふと思いを馳せる。

参道のかなり手前で、鬨の声が上がり一瞬盛り上がりましたが、それ以降は拍手とか、かけ声とか、もっと盛り上がってもいいのでは?と思うほど、粛々とした行列でした。

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↑本堂参拝後、いよいよ墓前へ...の図

墓前に参るのもなかなかの行列です。
皆が47人に線香を置いていくので、辺りは煙って煙って、まるで火事のようw
石畳も線香の粉で緑色に!いやぁ凄い人気。
死後も魂があるとしたら、300年も愛され続けて感無量というか、もう逆に成仏してもしきれないというか、誇りで胸がいっぱいでしょうね。

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まあ刃傷事件のあった後すぐに、市井の人々の「討ち入り」を期待する声が高まっていったわけだから、「これで討入らなかったら末代までの恥」というところまで、言い方を変えると赤穂武士達は「追いつめられてしまった」とも言えますよね。
ただ、それだけ同情論が高かったから、家禄を失い国を失って更に命まで捨てたくない、捨てなくても十分吉良側が不平等だと世間はわかっている、と考える武士がいてもおかしくはない。どちらの気持ちもわかります。

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↑赤穂の塩まんじゅうもありました

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↑全部欲しい!

中央義士会の販売所で、「渡辺忠臣蔵」という本を買いました。
少しお話させてもらったのですが、中央義士会のかつての理事長が東大教授の渡辺氏で、古文書等に聡く、忠臣蔵資料の編纂に貢献した方だそうです。
赤穂浪士は意外と手紙を書き付けており、また日記も書き残しているそうです。
討ち入り後、沙汰あるまでのお預け期間も、手紙等認める事を許された人もいたそうで、そういった事実のみを記した本なので派手さはないが、面白いとのこと。
早速読み始めていますが、楽しみ。

そういえばテレビ東京のスタッフが、新春ワイド時代劇【忠臣蔵〜その義その愛〜の宣伝をしていました。
これは私も前から楽しみで、内野聖陽が堀部安兵衛、舘ひろしが初の時代劇挑戦で大石内蔵助良雄というから、数年前の中村吉右衛門を超えるか!?と期待度は大。
しかも 最後の忠臣蔵 は近年観た時代劇No1!だったので、忠臣蔵マイブームが続きそう。
映画とドラマについて、新橋の新正堂切腹最中を仕入れていた土産屋の女将さんと、ひとしきり話題に花が咲きました。

最後はいつもタイミングが悪く閉まっていた門前の【藪蕎麦】でたぬきを啜る。なんてことない平凡な蕎麦なのかもしれませんが、汁も濃すぎず、美味しくて飲み干してしまった。年季の入った店内含め、ほっとする店です。
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↑戦利品。大石内蔵助キユーピーが可愛いです

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