箱根旧街道石畳~甘酒茶屋 [箱根]
実はこの旅行の一番のメインスポットとして、絶対に行きたかった石畳。
江戸に行くとき多くの人が通った、五街道の一つ東海道の面影が、ここに眠っています。
欲を言えば一日をかけて、湯本から旧東海道を歩きとおしたかった。
今回は甘酒茶屋まで約2kmの散歩。1時間ほどで踏破できます。(わかりづらいのですが、元箱根からいくとGSジョモの裏側に歩道橋があり、そこから行きました)
大河ドラマ『篤姫』でも有名になった天皇の妹和宮様が将軍に嫁ぐ際には、徳川家が石を敷き直させたと看板に書いてありました。
石畳はところどころ黒光りしているものがあって、それは古いものかもしれない。踏みしめられて角がどんどんとれたのだろう、滑らかで滑りやすい。
石畳というとそれほど険しくないイメージがあるが、やはり急勾配がけっこうあるので、スニーカー程度の靴でいくのが望ましいと思います。
正月過ぎの平日だからか、通りすがったのはただの一人だけ
後は森と鳥と、風になびく木々の音だけ。
『箱根ナビ』でパワーチャージスポットに入っていましたが、久々に「人間のいない空間」を味わえて、気持ちよかったです。
でもさすがに、甘酒茶屋近くまで来たときはなにやらガサガサと獣の音が聞こえてきて、近くにイノシシに注意、という看板があったのでややヒヤリとした・・・
残念ながら『甘酒茶屋』は建て替え修理中で、プレハブでの営業でした
そこには入らず、最終バスが4:15だったので、15分程度お隣の『箱根旧街道資料館』を見学。茅葺屋根の古民家です。中はヒンヤリとして、木造のいい香りがしました。昔の旅装の理由や、持ち物の説明、換金商の説明など、小学生にもわかりやすいように質問形式で展示されてました。
↑GSのぐるり裏側に旧街道入り口があります
↑箱根の美しさを世界に伝えたケンベル、別荘を建てたバーニー
↑けっこうな坂道です
↑旅人が一息ついたという権現坂です
↑お玉が池近くから平坦になります
↑茅葺がかわいい資料館です
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