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八木家~1日目④ [◆京都・幕末めぐり]

八木家14:00~15:00
>>壬生寺のすぐ隣

  • 幕末ポイント・・・新撰組最初の屯所!

さあ…いよいよ。新撰組に出会ってから苦節8年、いよいよです[exclamation×2]
八木家ですよー[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]浪士組から別れた13人が新撰組として産声をあげる、その生き証人ともいえる八木邸!八木邸が営む菓子屋【鶴寿庵】の抹茶とお菓子と入館料がセットで1000円。

石畳から長屋門を抜け、本玄関から上がります。ちょうどボランティアガイド「SKY」(スーパーKYではないw)の方が説明をされてました。

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本玄関には、一度は政府に没収され、柄だけ返されたサスマタなどの武器が飾られています。
ガイドさんによると、鉄部分がついて完璧な状態だったら、当時の武器として資料的価値が上がっただろうという。
「中の間」を抜け奥の間には近藤勇の彫像が置かれていた。上座だけあって床の間も完璧にしつらえてある。

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↑この部屋で…と胸が詰まる

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↑触っちゃ駄目です刀傷


芹沢一派は暗殺された日に、ここで眠っていたそうだ。芹沢とお梅、屏風を立てただけで隣には平山五郎と馴染みの女郎が。襲われた時、芹沢は縁側を伝って隣の部屋へ駆け込んだが、そこで一立ち回りをやり、鴨居の外側に有名な刀傷がついたのだろう。
この部屋には八木家の内裏・おまささんや息子の為三郎が眠っていて、為三郎が使っていた文机が障子脇に寄せてあり、そこへ芹沢がつんのめってグサグサと刺されたという話。
それだけの騒ぎにもかかわらず、為三郎は眠っていてとんと気づかなかったと『新撰組始末記』で語られている。

新選組始末記 (中公文庫)

新選組始末記 (中公文庫)

  • 作者: 子母沢 寛
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 文庫


ガイドさんは、刀傷は振りかぶった体勢のものだから、沖田ら天然理心流派は突きが極意なので「他の流派の者じゃないか」という[ひらめき]
芹沢が受けた刀が食い込んだかもしれないし、一体誰のだろうなぁ…と思いをはせるのも一興。

庭は当時より格段に狭いのだろう、二条城や島原の灯がみえたという広々とした面影はまったく無い[ドコモ提供]
この日は夏のように暑かったが、暗殺当時のように雨が降っていたらもっと感慨深かったかもしれない。かわりに、池田屋に出陣したうだるような夏を思い浮かべた…[晴れ]

余談だが八木さんはあの戦国武将・朝倉家の子孫だそうでなるほどだから郷士としてこの一帯で名を馳せていたのも、会津お預かりになった屯所があっても体裁が悪くなかったというのも頷けた。
見学後に頂いた屯所餅は非常に美味しかった。お抹茶と一緒に軒先で頂く…至福のとき[ムード]

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↑こちらで頂きました…初夏の日差しが眩しい

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↑絶品です!屯所餅

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↑店内には沢山の新撰組グッズ銘菓があります


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コメント 2

親子★

親子揃って 新撰組の大ファンですっ

特に母が・・・☆
私も大ファンです❤
by 親子★ (2009-07-13 11:29) 

よしえ

今新撰組にはまり中です。いいですよね~。
by よしえ (2010-06-05 20:37) 

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