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加賀水引細工と水引アクセサリーシリーズ"knot"の展示会 [★和の催し]

■津田水引 2023 春 展

http://www.ginzanokanazawa.jp/gallery/kikaku/

個人的にも創作している水引アクセサリー。金沢旅行の折に非常に感銘を受けた「津田水引」さんの展覧会が「キラリトギンザ」内の「銀座の金沢」にて展示販売されるというので、立ち寄りました。
「knot」のアクセサリーもとても素敵でした。同じ結び方でも色違いで全く印象が変わります。

水引自体も100種類近い色がおいてあり、購入することができました。

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■カフェコムサ コムサステージ銀座店


http://www.cafe-commeca.co.jp/


その帰りに表題のカフェへ。室内の壁がグレー基調で、テーブルクロスが青、深紅など高級感たっぷり。

こちらの店は日本原産の果物を極力使用することをモットーとしているようです。

しかし今回は店員さんおすすめのコロンビア産「ハニーピタヤ」と、甘酒を注文。ピタヤは初めてでしたが、キウイの酸味を弱く、更に柔らかくして、あけびのような瑞々しさを加えたような控えめな甘さでした。

クリームの酸っぱさも手伝ってとても爽やかなケーキでした。

同僚と共に、とても充実した夜を過ごしました。


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下総中山のひな祭り [◇江戸寺社・史跡めぐり]



●最寄り駅…下総中山
千葉県の下総中山で毎年ひな祭りのイベントがあるというので遊びに行きました。
参道の建物沿い、そこかしこに雛人形が飾られていました。
●清華堂
コロナ対策で中には上がれず、玄関先に雛飾りが飾られているのを玄関先で拝見するのみでした。


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●法華教寺
鬼子母神=子育ての神なので、ひな祭りと結びついたのだろうか。
寺なのにすべてのお堂に注連縄が張られており、神仏習合の形態がみてとれる。
・鬼子母神信仰。鬼子母神の仏壇とお経を唱える場の天井には結界が張られており、真ん中には「天」の文字、四方には幾重もの式神がぐるりと垂れ下がっていた。

・荒行堂には、幕末期に秘仏を運んだ「長持ち」がおいてありました。幕末、24世日照上人は公武合体で将軍家に嫁いだ和宮からの信任が厚く、家茂病気の際に病気平癒をお願いしたそうです。そして鬼子母神像を京都まで運んで祈祷したとのこと。そのときに使用したものだそうです。

・同じく荒行堂の境内には、加賀前田家の支藩、越中富山十万国のゆかりの梅も。

前田家は菅原道真の末裔とされており、家紋が梅鉢だという。子宝成就の祈願で、九代藩主前田利幹(としつよ)が植樹したという梅が古木としてまだ生きていた。参勤交代で、江戸番の時に訪れたのだろうか。ちなみに荒行堂の扁額も彼の手によるもの。

・法華堂の扁額は、江戸時代初期の書家・本阿弥光悦(1637年2月27日)の手によるもの。熱心な法華宗(ほっけしゅう)信徒の家柄でもあった。

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三門。本阿弥光悦の手による扁額は関東三額の一つといわれているそう
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享保4年(1719)鋳造の大仏
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本院大客殿にて陳列する雛飾り
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徳川家と御三卿の信任も篤く、井戸いは葵の紋が彫られている

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「北斎 百鬼見参」展/すみだ北斎美術館 [★和の催し]



8月のことですが、すみだ北斎美術館にて「鬼」に着目した展覧会を鑑賞。
鬼になった人間、鬼退治にまつわる武勇伝、コミカルな鬼の北斎漫画まであらゆる鬼が集結。
以前、鬼について記事を書いたことがあります。

最初に鬼が登場したのは『日本書紀』です。
鬼は「この世の外から禍(災い)をもたらすモノ」とされ、「オニ」ではなく「モノ」と呼ばれており、その姿は大きな笠をかぶった人のような姿でした。
物の怪(もののけ)という言葉もありますね。
中国では悪霊や幽霊のことを「鬼」(gui、クイ)といい、古来、日本でも同じように捉えていたと思われます。現在に定着した「角が生え赤い体」の鬼は、実は儺(オニヤライ)という儀式(現在の節分の儀式に該当)で目に見えぬ鬼を追い払う「方相氏」という存在の姿なのですが、いつのまにか鬼を追い払う側の姿が鬼として定着してしまいました。


疫鬼を追い払うための儀式。中国の風習が日本に伝わったもので、中国では三月・八月・一二月の三回行なったという。日本では慶雲三年(七〇六)一二月初めて行なわれた。(コトバンクより)


いずれにしても古来から日本人は異世界の存在を指して、鬼(モノ)とよんでいた節があります。
北斎という天才のフィルターを通して、いかに鬼が変幻自在の存在となっていったのか、日本の風俗をひもとく展示会でもありました。

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吉田神社での追儺 『都年中行事画帖』(1928年)より

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