杉並木を通って雲助だんごへ [箱根]
旧杉並木を通って箱根神社へ行く。地図でみると2~3km程度だったので歩いていきました。
写真を撮りつつ、途中『雲助団子』にも立ち寄り、のんびり歩いたので1時間ほどかかってしまいましたが、シャキシャキ歩けば30分でつけると思います。
杉並木は背が高いのでそれほど暗くも感じず、木漏れ日が気持ちよく隣に国道が走ってることも気にならないほど静かでした。
渋谷で一本脇にそれると異様に静かに感じるのと同じですね。
第2次大戦中に全部切り落としてしまう計画もでたそうですが、残っていて本当によかった途中、戦没者慰霊碑もありました。
箱根町に抜けて杉並木が終わると、一の鳥居の近くに賽の河原がありました。あの、子どもたちが石を積み立てて鬼が蹴散らしてしまうという地獄のことですよね。なぜ地蔵と賽の河原が関係あるのか疎いのですが、江戸時代には地蔵信仰が篤く、ずらーと並んでいたようです。今はほんの一画になってしまってます。確かに、現代人からみたら少し不気味で、なんともいえない侘しさがありますが、こういう庶民風俗的なところがなくなってしまうのは寂しい気もします
元箱根の『雲助だんご』はほんっとーに美味しい!
こぶりでお値段手ごろとはいえないけど、だんご好きにはこの米の感覚は一押しですね
↑砂利道のザッザッという音が気持ちいい
↑バス停も木造
↑箱根関所方面から箱根町へ抜けた出口に
↑沢山あったお地蔵さまたちも・・・
↑中で6人くらいが一服できるようになってます
箱根関所 [箱根]
箱根関所は2回目。
完全復元、と謡う理由は、その当時の間取り図?設計図が発見されたということで、その資料に沿って建設したからほぼ間違いないようです。
昔この地域の武家の子孫の方が提供した資料がたくさんあって、その中のひとつだったように思います。
当時の仕事振りを人形で再現しているのですが、面白いですねー
箱根関所では、特に『出女』を厳しく取り締まっていたとのこと。
『出女』とは、参勤交代で江戸に残された領主の正妻や武士の妻などが、故郷にこっそり戻ることで、いわば人質として江戸に残されている存在だから相当厳しく取り締まったようです
そのために雇われていた『人見女』(大概おばあさん)への賄賂なども横行したよう。
↑そこへなおれっ
併設されている資料館では、参勤交代の行列や、幕末か明治初期に撮られたのだろう、『関所破り』を犯した男の写真が飾られていて興味深かった。まさか、後世こんな形で人目にさらされようとは思わなかっただろうなぁ…。水陸からの旅人を見張っていたのでしょう、高台にある物見やぐらからは芦ノ湖が綺麗に見渡せました。
御番所茶屋では一服、旅人気分で団子を味わって
↑階段をたっぷりのぼると
↑今は綺麗な風景ですが、当時は怖かったのでしょうね
↑見張ってます
↑資料館です
↑し・新撰組のガチャガチャが!!
↑団子っ
↑旧箱根関所です