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8/4 初の浅草演芸ホール [★伝統芸能]

 ●HP…http://www.asakusaengei.com/

初めての浅草演芸ホール。
昼の部と夜の部に分かれ、一日料金を支払う。二部制の時間割の間なら何時に入ってもいいし、何時に出て行ってもいい。ただし、一度退出したら再入場は不可。
このシステム、歌舞伎や相撲と似てますね。日本の娯楽は一日たっぷり遊べるということが共通点なんですね。

---仲入り---
落 語 三遊亭小笑
落 語 三笑亭夢丸
漫 才 Wモアモア
落 語 桂小南
ー 20時00分~ー
落 語 桂伸治
曲 芸 ボンボンブラザ-ス
落 語 夜の部主任 三遊亭笑遊


私は夜の部の仲入り後に入りました。19:00からだと夜割りで1800円に。
浴衣を着ていったら「浴衣割り」で更に500円割引になりとってもラッキー。しかし前の座が押しているらしく19:00になってもなかなか窓口を開けてくれず、まんじりとする。
でも若い劇場員が「弁当売り切れたので、お買い求めなら近くの店で」と親切に教えてくれる。持ち込み可能なんですね。
中に入ると右手に売店。缶ビールとつまみは充実。柿の種を購入し、ど真ん中に陣取ります。

落語家さんのことは全く知りません。笑点に出てる人の顔はわかるけど名前が一致しないくらいの無知ぶり。
いやーなめてました。とても失礼な話ですが、出演者は玉石混合で、なかには笑いのセンスが古い人などいるのかと思いました。 中入り後に入って7組ほど拝見しましたが、みな口舌巧みで各々個性があって、ベテランにはベテランの余裕さや練れた雰囲気があって。

なんなんでしょうね、あのベテランさんのあの「間」。 主任の笑遊さん。
「この間電車でへそを出していた女性がいてね…」って前振り、それだけで笑っちゃう。途中でいきなり「あれは痴女です!」と叫んだときはもう堪らなかった。
1時間のうち30分を不思議な笑遊ワールドに引き込んだ後、「覚悟を決めた。俺は落語をやる!」と言って、見事にガマの油売りを披露してくれました。

独特のだみ声の桂小南さん、明るい口舌の三笑亭夢丸さん、おねえっぽいくねくね動きが面白い桂伸治さん真打ちでした!本当に申し訳ない。
二つ目の三遊亭小笑さんも師匠の笑遊さんにちっっとも似てない話芸でしたが、独特のぼそぼそ喋りでじわっと面白かったですよ。何の予備知識も無いからこそ、変な期待もせず新鮮な笑いを楽しめたのかもしれない。お安いし癖になりそう。


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■居酒屋 吾妻屋(おでん)

友人がホッピー通りの店は「暑いから嫌だ!」というので店探し。浅草の夜は早い。 小路をのぞくとディープな店ばかり。

国際通りにやっと見付けた気軽そうな店に入る。夏におでんもいいじゃないですか。
しかも二階の客は手酌で日本酒を注いでよし、という無警戒ぶり。

浅草コロッケは大きくてお腹にたまる。おでんも種の値段は一律で迷いがない。いい店見付けた。
浅草演芸ホールの落語の笑いは、じわっとお腹の中でくすぶって、自然とニコニコしてしまう味わい。今晩のおでんとぴったりでした。


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