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華道歴35年 假屋崎省吾の世界展 [★和の催し]

●HP…http://www.kariyazaki.jp/press-release/

目黒雅叙園以外で、假屋崎省吾展に行ったのは初めて。
やはり目黒雅叙園が豪華すぎて、ちょっと寂しく感じます。
しかしそれを補ってあまりある花のパワー! 初めて假屋崎さんの作品を見たときは、華道の枠を超えた規格外の大きさに度肝を抜かれたっけ。最近はすっかり見慣れてしまいました(笑)。

しかし今回は、枯れた物の侘しさと、今を生きる花のみなぎる力の対比がことさら強かったように思います。 一番好きなのは白樺と黄色い花の作品。
白樺の凜とした涼しげな雰囲気と、白樺に降り積もるような黄色の花びらが素敵。
時がとまった森の中に迷い込んだよう。

一際目を引く泥の船は「泥をいける」というタイトルがついてました。ちょっと忘れてしまいましたけど、自分の原点や、生きるものへの感謝が書かれていたように思います。すべての生物を育む土。時空を越えて何かを訴えるような、静謐な作品でした。

そういえば、鑑賞中假屋崎省吾さんご本人が、販売中の花器の配置換えをスタッフに指示していました。
華道をされてる方が感想を言ってるのかと思い、全く気がつかずにぬけぬけと目の前に立ち続けてしまいました(汗)

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↑一番好きな作品

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↑枯れ木の中に生命力

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↑後ろの太陽のような葉?はお馴染みですね

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↑枝の先に蜘蛛の糸。これも自然ですね
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↑不思議な静謐さ

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