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西船橋の神社~山野浅間神社 [◇江戸寺社・史跡めぐり]

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去年の秋のことですが、西船橋でラグビー観戦後にぶらぶらとしました。

寺社仏閣に行けば、その土地の在り方が何となく伝わってきます。

西船橋駅から国道沿いに進むと、なかなか立派で大きな参道か現れました。
緩やかで長い階段が続き、立派な銀杏の木が左右に並んでおり、長い年月この神社はここにこうして存在していたのだろうと一目でわかります。
きっと縁日には参道沿いに屋台が並ぶのでしょう。
段を上がるごとに違う屋台に目移りしてしまう沢山の子供たち。そんな様子がまざまざと浮かびます。
境内にはぶらんこと滑り台があり、遊ぶ小さな子とそれを見守るお爺さんがいました。

社殿は嘉永三年に造営と記されているので、西暦ですと1850年なので幕末でそれほど古くはないですね。
ただ、それ以前の鎌倉時代あたりからここは神域としてまつられていたようです。

浅間神社といえば、祭神はコノハナノサクヤヒメですね。昔はこここら富士山も見えたのでしょう。

ご朱印が頂けず、少し残念でした。 もう少し足を伸ばすと竜神社などもありましたが、雨が降ってきたので退散しました。


>>石碑より抜粋

此の神社、奈良平安時代から山野浅間神社 と稱する一宇の祠は、駿河の國富士浅間社 の勧請で木花咲耶姫を奉祀して、縁結び、 安産、子育ての神として近郷近在の尊詣頗る厚く、毎年七月一日の山開きには、お禮詣りの善男善女が列をなし登山参拝して大賑いであったと傳へ現在もその隆盛を誇っている。 山野浅間神社の名が廣く世に知られる所以である。 爾来、嘉永三年に神殿として造営され、昭和四十七年七月に増改築が行はれ間口四間三尺奥行七間三尺に及ぶ新社殿となった。 地方の信仰の中心である由緒深き霊地を、 有るが儘に任せるには偲びず、御許を仰ぎ 古き祠が鎮座していたといふ因縁の地を探 し求め、此の神殿を建立寄与した次第である。 入神の儀を行ひ、末永く霊験灼かに若き男女に縁結び安産、子育て、旅の安全の幸を授け給へと祈りてその由来を誌するもので ある。(境内石碑より)


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↑境内の裏に雷の落ちた大木がありました

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