柴又めぐり①~帝釈天、とらや [◇江戸寺社・史跡めぐり]
■帝釈天
最後の松の内7日は柴又めぐり。
帝釈天は正式名は題経寺、日蓮宗です。
帝釈天は七福神めぐりの一つ、毘沙門天の化身でもあります。
本堂に入ると僧侶が読経をあげている脇を通って須弥壇前へ。見上げると立派な龍の水墨画。
一般宅でいうと鴨居あたりの高さに、ぐるりと木製の彫刻が施されており、既に「彫刻の寺」の雰囲気を醸しています。
御朱印は持参したものに書いていただけず、既に書いたものを頂くという形式でした。
庭園と彫刻は一見の価値あり。
彫刻は以前も見ましたが、改めてじっくりと。仏教に基づいた上段の彫り物も見事ですが、下段の野鳥と花を組み合わせた彫り物群も好き。この立体成形は層を重ねるごとに張り合わせてるんでしょうか?お堂を支える四隅の龍も精緻。
庭園は降りることはできません。大客殿の廊下、渡りの廊下を歩きながら眺めます。鯉や亀を愛でながら冬の晴れ空に映える苔が青々と気持ちよい。
参道に戻り、寅さんゆかりの【とらや】で昼食とお馴染み草団子を。堅焼きそばやシウマイも昭和の香り。
撮影に使われた階段やポスターがあり、寅さん好きにはたまらない。
↑朝早く来たので人通りもまばら。11時ごろから劇的に混みます
↑本堂裏の彫刻群は防寒用にガラスの囲いで覆われています
↑独特の風貌の帝釈天
↑そのまま庭園に向かいます
↑大客殿の部屋の中に、古木が伸びています
↑1~4作目まで撮影に使われた階段
↑土日にしか出さないという海苔草団子。甘いのもいいですが、こちらも美味
↑高木屋さんでは持ち帰り用を買いました
↑薄闇の参道も味があります
2017-01-09 00:05
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