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2019年夏/京都・大阪・奈良旅行①~下鴨神社とラグビー [京都史跡めぐり]

《行程》

06:56 東京発 こだま
10:38 京都着
11:00~13:00 下鴨神社など
13:15 京都発
14:30 東花園着
14:30 試合観戦


■ラグビーの聖地、下鴨神社

ラグビー日本代表vs.トンガ代表観戦を見に初めて花園へ。その前にラグビーの聖地、京都の下鴨神社に立ちよりました。下鴨神社は正しくは賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といいます。

なぜラグビーの聖地かというと、敷地内の糺の森(ただすのもり)で、日本初の大学ラグビーの試合が行われたからなのと、「雑太社(さわたしゃ)」が球技の神として崇められているからです。雑太社の御祭神は「神魂命(かんたまのみこと)」と言い、そのお名前から「魂は玉に通じる」として球技上達の御利益があるといわれ、毎年1月4日には蹴鞠初めが行われています。

明治43(1910)年、慶応義塾で設立された最初の蹴球部(ラグビー部)を呼んで、ラグビーの練習をしたのが現・京都大学(当時「旧制第三高等学校」)の学生たちでした。そして京都大学ラグビー部のOBたちによって「第一蹴の地」石碑が昭和44(1969)年に建立されると、ラグビーの聖地としての存在が色濃くなりました。ラグビー代表ユニフォームをイメージした御守りや、 楕円形の球を象った絵馬が可愛い。


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本殿

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絵馬がラグビーボールです


特別公開していた本殿と大炊殿を拝観。
本社の両脇は、青い狛犬と金の獅子が鎮座しています。
なぜ、狛犬は青く獅子が金なのかは、はっきりとはわからないそうです。本殿向かって左側の大炊殿はその名の通り神官たちや神殿に捧げる供物の煮炊きをする場所です。状態の良い百人一首の巻物や、天皇陛下が幕末期に本社に行幸されたときの行列を描いた板書もありました。


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◎さるや

境内にあるお茶や「さるや」さんでは、葵祭の時期に食べられていたという「申餅」が140年ぶりに復活して提供されているということで、頂きました。素朴な味わいで美味。大変暑い日でしたので、お代わり自由のほうじ茶が大変助かりました。

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◎秀穂舎

出町柳駅に向かう参道脇にある、『鴨社資料館秀穂舎』も特別公開されていました。『ラグビーと糺の森~スポーツと競技』という特別展をW杯に合わせて開催。ガイドの方も私たちの服装からすぐにぴんときたそうです。

こちらの建物は下鴨神社に代々仕えてきた社家のうちの一つです。玄関には「おはけ」という盛り塩の意味と同じ竹が飾られていました。初めてみました。内部にはラグビージャージや蹴鞠など古今の球技にゆかりのある品々が飾られていました。蹴鞠にも流派があり、飛鳥井流というのが有名だそうです。


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古くから残されている清水を汲むための廊下。聖域を示すため、ぎぼし付の橋を模しています


■ラグビー観戦のレビューはこちら

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